コロナと政権支持率の矛盾 るーにー
さて、安倍政権の支持率が異常と言えるほど低迷しているのは周知の事実だろう。一方で、コロナに対しては、圧倒的な成績を残している。(下記のツイートに付属するデータも参照いただければと思う)
これに対して、トロント大学のPhillip Lipscy先生が面白いツイートをしていた。
The Japan COVID conundrum: Japan’s response to COVID-19 has been widely criticized, and Abe’s approval rating has suffered, but the outcome measures in Japan paradoxically look very good. /1
— Phillip Lipscy (@PhillipLipscy) 2020年5月12日
要するに、なぜ日本はコロナに対する結果と政権支持率がマッチしていないのか興味深いというものである。
これに対して、コロナがある程度周期的な要素をもち、1月の初期の段階で早く対応できた結果、他国とロックダウンなどの足並みが揃わなかったことなどの要素を述べている(原文を読んでいただきたい)。最後には、but the gap between perception and outcomes for Japan seems unjustifiably wide.と言われている。
(tweetの途中にニュースとしても報道されているURLもある)
芸能人も演劇人も最近は政権に対して色々と言ってるなあと思う。
なぜこのようなことが起きたのだろうか。もちろん、マスコミの報道の仕方も多分に問題があると思う。(団員にマスコミ関係いるので強くは言わないけど、筆者は嫌いなのでテレビも新聞もあまり見ない)。
しかし、受け取る国民側にもかなり問題があるような気がする。
コロナでよかったと個人的に思うことは、情報のソースを多少なりとも調べるようになったことと、外国から日本がどう見えているか、英語で多少なりとも情報を収集するようになったことだろうか。
と、同時に日本での民主主義の限界を少し見ている気もするのであった。