ヨルノサンポ団の日記

演劇集団のゆるい日記!twitter(@yorunosanpo0315)も!

ゲットワイルド(浅野)

29歳になりました。マジでもうアラサーだ。よく「俺ももうおじさんだから~」とか言ったりするけど、正直内面は全くおじさんにはなれていないと思う。幼すぎる。未だに自意識過剰だし、友達に甘えて遅刻をしたりする。おじさんはそんなことしない気がする。年齢を重ねれば大人になるものだと思っていたけど、そういうものではないようだ。自ら!不退転の覚悟で!努力しないといけない。

総じて言うと、もっとタフになりたい。いちいち周りにどう思われるかとか考え過ぎたり、近い人に対して甘え過ぎることから脱却しないといけない。Get wild and toughだ。アスファルトタイヤを切りつけながら暗闇走りぬけるんだ。

 

以下、最近の話。

演劇まわりで、ハラスメントの話を良く目にした。演劇って本当に閉鎖空間で独自の表現を追求する営みなので、良いもの=演出が良いと思うものってなりがちだし、そうなると演出の言うことが全てになっちゃう。でも、演劇って一緒にやる人さえいれば簡単に出来るものなので、演出側は「自分なんて、、」とどこかで思っていて、自分の持つ権威性に無自覚なことが多い。まあだから、自分が権力を持ってしまっていることをちゃんと引き受けることが必要なんだと思う。「不安なんだ、、」とか言ってる立場じゃねえんだよっていう。自戒として。

GWは東京に行って友達に会ってきた。とても楽しかった。みんな大変そうだったけど元気そうで良かった。中学生くらいの頃はこんなに友達が大事な人間になるとは思わなかった。自分はヤンキー気質というか、ほとんどの人たちに対してかなり関心が薄い代わりに、自分の周りの人はすごく幸せになって欲しいという気持ちが強い気がする。みんなそうか? 東京では演劇も3本観た。ひとごと。と五反田団とナカゴ―。なんだか色んな表現があるなあという馬鹿みたいな感想を持った。色んな表現をやりたい。

小説は川上未映子「夏物語」をだらだら読んでいる。長い。最近はテレビや映画をなんとなく見る気がしなくて、代わりにYouTubeばかり見ている。YouTubeを一通り見ていて、サムネを一目で見たときに伝わる自己プロデュースがすごく大事なんだなと思った。やっぱりシンプルに容姿は大事だし、ぼっち系YouTuber?のコスメティック田中さんの動画「【DIY】コムドットが動画投稿したら絶対1コメできる装置作ってみた!」とかタイトルだけで再生してしまった。演劇はYouTubeと違って手軽に見られるものじゃないし、体験としての負荷も密度も大きいからまた変わってくるけど、見てもらうための工夫として参考にできることはあるかなと思った。我々はまだ必死さが足りない気がする。

そろそろ映画でも観に行こう。なんかやってるかな。