ヨルノサンポ団の日記

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サバイバル動画"Naked and Afraid"の話(代表)

先日のダイエット動画の最後で少し書いたが、"Naked and Afraiid"という米国のドキュメンタリー番組を見るのにはまっていた時期がある。この番組は面識がない男女2人が裸で荒野を21日間生き延びることができるかというものである。服がなければ、食事・水もない。当然住処もない。この番組を見てから日本の無人島企画番組とかを見るとお遊びに思えるくらい過酷なものである。ただ日本でこの番組をやることは難しいだろう。テレビ局に抗議の電話が殺到しそうな気がする。

 

なお、youtubeで見ることができるし、日本語版もあるので興味があれば見てみてほしい。

 

スタート時点で1人ずつアイテムを持ち込めるのだが、ナイフとファイヤースターター(火打ち石みたいなもの)とお決まりだ。幼い時に無人島に持っていくなら何がいいという話をしたことがあるけど、親にナイフって言ったら奇異な目で見られた記憶がある。幼かった妹がキティちゃんのコップといって和んだことも覚えている。

サバイバルに自信満々な人が鍋を持ち込んだ回があったけど、この時はぶったまげたけど、その人は案の定脱落した。

 

見ればわかるが、本当に過酷なのだ。水、食料、住居、虫、猛獣、天候、病魔、自分たちの想定を上回る自然の脅威が襲ってくる。そして、どれだけ文明の進歩が素晴らしいかを身をもって体験できる。

 

個人的には映画の"I am legend"みたいに一人ぼっちになった時の想定もかねてこの動画をみているが、自分は速攻で死ぬなと思う。

 

さらに面白いのは、過酷な環境に置かれた人の精神面の変化である。人というのはいとも簡単に精神が壊れていくことが理解できる。どれだけ睡眠や食事が精神の安定に重要かもこの動画を見ればよく理解できる。開始時点で自身満々に生き抜けると豪語している人たちが数日で泣きわめくようになる。

 

興味深いのは、開始時点で豪語している人ほどサバイバル能力が低く、あまりいないが謙虚な人ほどサバイバル能力が高いことだ。

 

うーん、謙虚に生きねばな。