いいですよ、お邪魔もの(藤代)
ヨルノサンポ団はメンバーが好きな時に好きなタイミングで好きなだけブログを投稿している。にもかかわらず、団としてのブログ投稿が一週間ほど空いてしまった。
主宰にいたっては「毎日日記を投稿します」と宣言したにも関わらずこの有り様だ。
うちの主宰が団員との約束を守らないことは珍しくないが、まさか不特定少数の読者の皆様に対してネットを介し約束を破って見せるとは思いもよらなかった。あっぱれである。
最近の我々は結構な頻度でズーム会議をしている。芝居の話をそっちのけで熱中したのが、オンライン上でできるボードゲームだ。
(じゃあ会議じゃないよね)
「ボードゲームアリーナ」というサイトに登録をしたら簡単に沢山のゲームがプレイできる。
中でも「お邪魔もの」というゲームがお気に入りだ。人狼のような騙し合いがあってドキドキする。土曜日には、人が入れ替わり立ち替わりしたものの団員全員が参加して、深夜12時まで遊んでしまった。
(↑ざっくりと言えば、
金鉱を掘り当てたい人と、それを阻止したいお邪魔ものに分かれて対決する。誰が金鉱掘りかおじゃまものかはわからないため、ゲームの進め方や発言から推測するしかない。誰を信じて誰を疑うのか…気をつけないと友情にヒビが入るかもしれない)
グラフィックが綺麗だ、とか、ストーリーが重厚だ、とか、やり込み要素が満載だ、というのがゲームの評価基準になっている昨今で、こんなにシンプルなボードゲームが楽しませてくれるとは思っていなかった。
外出自粛にでもならなければこのゲームに手は出さなかっただろうから、外出自粛様々である。
コロナにやられてばかりではシャクだ。
人類はこれまであらゆる制約の中で新しいものを生み出してきたのだ、という心意気で「以前のような日々」を取り戻すのではなく、「以前よりも充実した日々」を手に入れてみせよう。
お邪魔ものはその一つだ。