お菓子作りを趣味にすることを断念した女の話(ogrn)
緊急事態宣言が発令されてから約1週間がたつが、皆様いかがお過ごしだろうか。
ヨルノサンポ団はというと、この間主宰も書いていたように、各々が好きなことや得意なことに取り組み、とにかく発表しまくっている。互いが互いに触発されて作っている感もあるけれど、自分含め基本的にはものづくりが好きな人の集団なんだなと思ってなんだか嬉しくなる。
ものづくりといえば、この間初めてチーズケーキを作った。しかも1ホール。一人暮らしなのに。
普段は全くお菓子作りをするタイプではないので、そもそもうちにはそういった類いの調理器具がない。近所のスーパーに見に行ってみるものの、ゴムベラや泡立て器は全て完売していた。「みんな考えることは一緒か...」と思いながら、とぼとぼと家に帰り、仕方なくしゃもじと菜箸を使って作った。
べちゃべちゃになりながらも、クックパッド通りに作るとそこそこおいしくできた。おいしくできた喜びを誰かに伝えたいが、突然LINEで友達に送りつけるのも違うなと思ったので、せめてこのブログで供養させてほしい。
(オレオと苺でカモフラージュさせている感は否めない)
そんな感じでお菓子作りに挑戦した私だが、なんかもう満足してしまったので、あと5年くらいは作らなくていいかなと思っている。たしかに時間は潰れるし楽しいが、この外出自粛中に趣味にしてしまうのはカロリー的にも危険だし、何よりうちの最弱調理器具たちでお菓子作りをすることへの限界を感じた。
しばらくは、ほんのりクリームチーズの匂いが残るしゃもじでよそったごはんを食べて、おとなしく過ごそうと思う。