ヨルノサンポ団の日記

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”風呂ってのは入った方がええんやぞ”(医学のつぶやき12 るーにー)

さて、風呂に入ると気持ちがいい。血行が良くなってポカポカする。漫画テルマエロマエとか最高じゃあないか。風呂がいかに素晴らしいかよくわかる。とはいえ、一人暮らしを始めると、わざわざ浴槽に湯をためるという手間が煩わしくて仕方がない。正直なところ、時々しか風呂には入らず、大体シャワーになってしまう。

 

今日紹介するのは、入浴って血行動態改善するんだし、心臓の病気減るんじゃね?っていう論文だ。"Habitual tub bathing and risks of incident coronary heart disease and stroke."(Heart (British Cardiac Society). 2020 Mar 24)という、習慣的な入浴と、冠動脈性心臓病と脳卒中との関連、についてである。

40-59歳の3076人に対して、風呂に入る頻度でグループ分けを行なった。また、既にわかっているリスク因子と食事データを補正して統計処理を行なった。ほぼ毎日入浴する群は、0-2回/週のグループと比較して、心血管イベント、脳卒中が有意に低下した(※参照)。

 

風呂に入ることによる血行改善というのは、想像以上に血管リスクを下げてくれるようだ。料理と同じで、体に対する一手間というのは忘れてはいけないものなのかもしれない。

 

 

心血管疾患HR0.72(0.62-0.84)、冠動脈疾患HR0.65(0.45-0.94)、脳梗塞HR0.77(0.62-0.97)、脳内出血HR0.54(0.40-0.73)