5月18日そろそろ夏ですね（主宰）

最近、段々と暑くなってきた。こんな状況だから季節感がなくなってきているけど、もう夏が来ている。

夏の暑い中観るお芝居が好きだ。お客さんも役者もみんなで汗を流しながら観るっていうのは結構独特な体験で、今でも覚えている公演がいくつもある。

演劇は見ず知らずのお客さんと役者が空間と時間を共有しているから、面白いと思う。今回のことで「演劇は配信したら良いじゃん」とか、「古い体制の演劇が配信に踏み切るチャンス」という意見を目にすることが多かったけれど、演劇は生でなければいけない表現だと個人的には思っている。僕たちはZOOM演劇とかやってみてはいるけど、良い意味で別モノだと思ってつくっている。これはとても感覚的な意見だから、特に演劇を観に行ったりつくったりしたことがない人が「いやいや、時代に合わせてアップロードすべきでしょ」と思うのは凄い良く分かるのだけど、そうしてしまうと大切な魅力がなくなってしまうと感じる。

今年の夏はお芝居をつくったり観にいったりできるんだろうか。少なくともみんなで集まってアイスを食べられるくらいにはなっているといいけど。