海の魅力について
皆様、はじめまして。ヨルノサンポ団員の安藤と申します。
大阪の飲食店を営む会社で働いているのですが、この会社がクルージングの事業を始めることとなりその担当者に私がなったところから、このお話は始まります。
私が担当しているのは、
屋形船とイベント船の2つです。
屋形船は大阪の川や海の上でお食事を楽しんでいただくサービス
イベント船は、船の上でお花見や、ライブを提供するサービス
こういったサービスを届けるには、自然と船や川や海などと接する機会が多く発生します。
この仕事をしていて気付いた海に関する魅力を3つご紹介いたします。
①船の魅力
皆様、船に乗ったことはありますでしょうか?
私はこの仕事に携わるようになってからほぼ毎日船に乗っています。
乗るといっても動かすのではなく、メンテナンスのために船に乗り込むことが多いのです。
船は、手間のかかるものです。
会社で所有している屋形船は、
・電気を生み出すための発電機(ディーゼルエンジン)
・船の動力となる船外機(ガソリンエンジン)
・厨房機器
・水道設備
が船の中にあり、すべてが問題なく稼働しなければ営業ができなくなります。
それぞれに定期交換部品があり、交換が必要であること。日々のメンテナンスを行っていてもなお、新しい箇所が故障したりします。
毎日見てあげないと簡単に裏切られてしまうため、毎日見ざるを得ず、次第に船に愛情がわいてきます。
「今日はエンジンの音がおかしいな、この部品が緩んでるからだろう」
のような感じで五感で不調がわかるようになると
あなたも立派な船乗りです。
②大阪の川の魅力
皆さん、大阪の川ってどんなイメージがありますか?
全国的には人が汚い川によく飛び込んでいるといったところでしょうか。
大阪市内には、
・道頓堀川
・東横堀川
・大川(旧淀川)
・堂島川
・土佐堀川
・安治川
・尻無川
・木津川
とざっくりこのくらいの川が市内を駆け巡っており、
陸の輸送が発達するまでの間、大阪は水運の街でした。
地下鉄の新設や、道路の拡張工事などで埋め立てられた川が大阪市内には多くあります。
この名残が○○橋という地名に残っています。
例えば、心斎橋。
今は川など見当たらないですが、昔は長堀川という川が流れていました。
他にも、西大橋、四ツ橋、長堀橋、北浜、桜川、等々
川にまつわる地名が至るところに残っています。
大阪にお越しの際は地名や駅名を気にして見てください。調べてみると今は陸地でも昔は川や海だったりと色んな発見がありますよ。
③大阪の海の魅力
大阪には、太平洋に面する大阪湾があります。
大阪湾の一番の特徴は西に向かって湾が広がっているため海に沈む夕日が見られるところです。
日々変わる海からの眺めは、いつ見ても美しく、自分が抱えている悩みがなんだかちっぽけに感じるほどです。
とまぁ、こんな具合にやはり自然は偉大だということが大阪の水辺に関わるようになって感じた一番のことです。
またね!